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研修報告 Cure&Careミーティング

2016年9月「若年性認知症の理解と実際」

9月28日(水曜日) 19時から21時
テーマ 「若年性認知症の理解と実際」
講師  魚沼市病院事業管理者 市立ゆきぐに大和病院・南魚沼市民病院統轄責任者 宮永和夫先生
 第3回C&Cミーティングは81名の参加者のもと「若年性認知症の理解と実際」のテーマで開催しました。
 講師の宮永 和夫 先生を新潟からお招きした貴重な講義となりました。レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症を中心に臨床的特徴や対応の原則など具体的にユーモアを交えての講義であっという間の2時間でした。「時計が読めない患者は徘徊する傾向にあるため、読めない場合は徘徊を予測し対応するとよい」と現場ですぐに役立つお話もありました。

 また「早期であればあるほど、確定診断する事が難しい、早期診断は単なる診断となり、認知症の人や家族の希望する治療や生活障害の支援と直接結びつかない、診断=絶望を与えるのみである」というお話から若年性認知症の支援の難しさを改めて感じました。しかし今回学んだ疾患の正しい理解と対応の原則である環境調整・生活支援・非薬物療法(少しの薬物療法)を実践し、若年性認知症と診断されても本人・家族が住みなれた地域で笑顔で暮らすことを支援しなければならないと感じた研修会となりました。
文責 塩原
 
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